亀頭増大という言葉を週刊誌や新聞で見かけたことはありませんか。亀頭の大きさというものは個人差が大きく、中には他者よりも小さいことをコンプレックスにしている男性もいます。そのコンプレックスを克服するための手段として、幅広い年代の男性に支持されているのが亀頭増大手術です。
この手術は一般的に美容外科で実施されている手技で、既に手術をおこなった方の中には痛いという感想を述べられている方もいます。そこで、ここでは亀頭増大手術の痛いというウワサのうそ・ほんとについて詳しく解説しいくので、参考にしていただけると幸いです。
そもそも亀頭増大手術はどこで受けられる?治療に掛かる費用は?
亀頭増大手術とは今現在の亀頭よりも大きくする手技のことを指します。しかし、亀頭が小さいことは病気ではないので、手術といっても病気を治療する目的のものではありません。そのため一般的な疾病治療を主としている医療機関では増大手術を受けることができず、美容外科で実施されているのが特徴です。国内には2020年3月現在で計6,200件の美容外科がありますが、このうち計4,600件で増大手術を治療項目に含めているので比較的処置を受けやすくなっています。
美容整形と同じ種類の処置になるため、手術に掛かる費用は全額自己負担となり、その相場は約10万~20万円です。費用はおこなう手技によって価格は異なり、「コラーゲン注入式」であれば約10万円・「切開式」だと約15万円・「包茎増大手技」であれば約20万円が相場です。
どの手技を選ぶのかはご自身で決められるので、得られる結果と費用を吟味しながら納得のいくものを選びましょう。なお、昨今の亀頭増大手術の手技の中で人気があるものは「コラーゲン注入式」であり、約10分で手術を終えられて傷跡がまったく目立たず痛みも感じないので身体に負担が掛からないものです。
痛いとウワサの亀頭増大手術は何?
亀頭増大手術には「コラーゲン注入式」「切開式」「包茎増大手技」の3つがあります。各手技ともにメリット・デメリットがあるのですが、痛いとウワサされている手技は「切開式」と「包茎増大手技」の2つで、「コラーゲン注入式」はその限りではありません。
では痛みを感じ難い「コラーゲン注入式」だけを選べばいいのではないかという結論に至りそうですが、この手技のデメリットとして挙げられるのが増大効果には期限があるということです。亀頭内に注射器でコラーゲンを注入して大きくしますが、コラーゲンは自然と体内に取り込まれる性質があります。増大手術をおこなってから少しずつ吸収されていくので、約6年後には元の大きさに戻ることが必至という訳です。
しかし、痛いとウワサされている「切開式」「包茎増大手技」の場合はメスを使用して亀頭の形を変えるため、半永久的に術後の大きさを維持できます。後者の「包茎増大手技」であれば、包茎を治しつつ亀頭も大きくするので痛みよりも得られるメリットの方が大きいと言えます。痛みは麻酔によって軽減されるので、増大手術を受けられた方の痛いというウワサはさほど気にしなくていいでしょう。
麻酔の仕方と術後も痛いというのは本当?
痛みが少ないと言われている「コラーゲン注入式」であっても、コラーゲンを含ませた注射器を亀頭に使用する前に麻酔を施します。陰茎は非常に多くの神経と血管が通っている部位になるので慎重な処置をなされている訳です。麻酔は2段階に分けられていて、最初は塗布タイプの表面麻酔を実施します。
この塗布タイプは約10分間だけ皮膚表面を麻痺させる効果があり、この間に注射器を用いて皮膚の深層部に麻酔をおこないます。この方法は「コラーゲン注入式」だけでなく「切開式」「包茎増大手技」共に同じであり、後者2つは手術時間が長い分用いる麻酔薬の量も若干多いのが特徴です。麻酔は手術が終了したら自然と効果が切れてしまい、この時に痛みを感じやすくなります。
そのため、各美容外科では手術後は約1週間ほど鎮痛剤を処方しており、1日3回ないし2回は必ず服用するようにと指示されています。傷が塞がるまでの約3日は痛み感じるため、傷を塞いでいる箇所の抜糸がおこなわれるまでの期間はアルコールや刺激物を口にするのは控えましょう。これらは摂取すると血流が促進されて血圧も上がり、傷口部分の血流も増加して痛みを感じやすくなります。
まとめ
以上、痛いとウワサされている亀頭増大手術の詳細情報と、痛みの度合いについての紹介でした。手術を経験された方が痛いと語っているのは本当ですが、すべての手技で激しい痛みがあるという訳ではありません。そもそも、痛みの感じ方は個人差があるものです。
すべての亀頭増大手術で必ず麻酔を用いたから処置がなされるため、ウワサを鵜呑みにして必要以上に恐怖心を抱く必要はありません。痛いということを気にしてコンプレックスを抱いて生活をするよりも、男性の自信となる亀頭増大をおこなって毎日を明るく生きる方が、得られるものは大きいことでしょう。